皆さん、テレビ等で我慢をカタカナで『ガマン』と表記している事に気づいてますか?これには、起源がありまして。
昨日のテレビ東京、『YOUは何しに日本へ?』のテロップに、『ザ・ガマン』と出てたので懐かしくなりまして・・・
このカタカナ表記の起源は、
1980年代に放送された伝説の番組『ザ・ガマン』なのです。この番組が放送された後、カタカナ表記がメジャーになりました。
『ザ・ガマン』とは、フジテレビ(JOCX)が火曜ワイドスペシャルの中で、夏と冬の2回に分けて放送した東京六大学の学生による笑えるガマン大会です。当時のフジテレビは民放の雄、他局の追随を許さないテレビ局でした。番組制作費も潤沢だったと思います。
ザ・ガマン については、こちらから
実はこの番組に出演してまして・・・
私が出演したのは、東南アジア激闘編 で、なんと視聴率が30%というお化け視聴率の回でした。大学一年生で、まだ東京も大学も右も左も分かってない状況下に、サークルの先輩から予選会に出場を強制されて出たら本選出場する事になっちゃった・・・
6月でしたね、韓国⇒香港⇒タイ⇒シンガポール と転戦してきました。一番下級生だったのでさすがに空気は読まざるを得ない状況まで奮闘しました。
シンガポールで、こうもりのように吊り下げられてゴキブリ攻めに遭うゲームでギブアップ。
その絵ずらが面白かったらしく、どこぞの国ではパロってコマーシャルが作られたとか・・・
もう時効なのでお話すると、一番過酷だったのはタイで象さんに引きずられるゲーム。丸太や砂利道を短パン一丁のお尻で引きずられる為、けが人続出。そこで敗れた先輩は、お尻の皮がめくれてしまう大けが。どうやって飛行機に乗って帰ったのか実に不思議ではありますが、笑いごとではない状況でした。
今再放送してもとても笑える番組ですが、放送倫理に確実に抵触する内容なので、完璧にお蔵入りです。伝説なのは再放送したくてもできないからです。
6月末に帰国してすぐに前期試験ですよ。試験は当然に散々でした。まあ、他大学の人とも親交でき、製作会社とのパイプもでき、その後の大学生活はエンジョイする事ができましたが・・・
もう一度、大学生に戻ることが叶うなら・・・
『今度は真剣に勉強してスペシャリストの道を歩みたい!』
そう思うオヤジです。
若者よ、後悔しない青春を!青春は二度と戻ってこないぞ!
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