靴磨きにワックス使ってますか?私は使わない派です。ワックスという言葉が、どうも不健康なイメージがあるんです。
でも靴を輝かせたいんで、色んなメーカーのシュークリームを試してみました。中でも私が一番気に入って使っていたのが、サフィールノワール クレム。実に美しく仕上げられるクリームです。
カーフ用のクリームが無くなったので、話題になっていたブートブラックのアーティストパレットに浮気してみようと伊勢丹メンズ館で購入したのが2年前。いや~ビックリしました、凄く輝くの!
アーティストパレットは油性タイプのクリームで、乳化性クリーム+油性ワックスの両方の役割を持つ優れモノなんですね。だからワックス要らずでピカピカになっちゃいます。使い勝手が非常に良いです!
写真はオールデンのマンソンブーツです。革はクロムエクセルですが、これだけピカピカに輝かす事ができます。
カーフに使用すれば鏡面磨きレベルです。
アーティストパレットの効果
アーティストパレットが革靴にもたらす効果は大きく分けて三つです。
①革への栄養補給
②究極の艶
③防水効果
天然アルガンオイルが配合されている事が最大のポイントのようですね。アルガンオイルと云うのは、食用油や化粧品にも使用されています。モロッコ原産で、アルガンの木の種子から搾油されるオイルです。モロッコのベルベル人たちが古来から常用していたそうです。因みに『ベルベルジン』はモロッコの原住民の名前が由来です。
アーティストパレットでの磨き方
アーティストパレットでの磨き方にはコツがあります。
①クリーナー若しくはブラシで汚れを取る
②アーティストパレットを布に少量つけて、革靴に薄く塗る
③水分を革靴に少量だけ付けて、布で磨いてゆく
④乾いた布で仕上げ磨き
絶対不可欠なのは、③の水分です。これを怠ると全く輝きません!写真の靴の向かって右側は、水を付けないで磨いた状態です。
コロンブス 松戸工場
ブートブラックは、コロンブスという日本の企業が製造しているメイドインジャパンです。千葉県松戸市に工場があり、松戸市民としては親近感がありますね!
アーティストパレットは、サフィールノワールクレムの対抗馬的なポジショニングの商品として生まれたのでしょう。ものは言わずとも、ガラス容器が物語っています。私の主観で判定するに、メイドインジャパンの勝ち!
しかし、この三角のガラス容器、持ち慣れない姿なので… 私は二度、手から滑らせて角が砕けてしまいました…
そこは皆さんご注意を、でも本当にお奨めシュークリームです!
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