5月ということで、今週はリーバイス501でブログを構成してますが、今週最後のブログも501で〆たいと思います。
暇人しかやらないだろうという企画、手持ちの501のアーキュエイトステッチ、運針数かぞえてみました。
501も時代でステッチのピッチが違うんじゃないかなと思ったので、目がチカチカするなか、計測終了。
かぞえたのは、手持ちの501 5本、右ポケット(赤タブ側)アーキュエイトステッチの下側ステッチの運針数です。
501XX 47モデル後期
運針数 60
他の501と比べても、プリプリ感のある綿糸です。退色が進んでいますが状態良し。縫い方も丁寧です。さすがは至高の傑作47モデルといった感じです。
501XX 53モデル
運針数 56
47モデルよりも運針数少ないです。ピッチ間隔も若干広いかな… こちらの方がエイジングが進んでいるので黄色綿糸が若干細く感じます。
501 BIGE 初期
運針数 56
501XX最終期とほぼ同時期です。綿糸は黄色です。ステッチの感想としては、所有する5本の中では一番切れそうな綿糸だと思います。47モデルのようなプリプリ感はありません。
501 66モデル 前期
運針数 70
1975年製造の66前期です。運針数が一番多いです。ピッチの間隔が短い!これまでの切れやすい綿糸からステッチの素材も変わってしまったので、アーキュエイトステッチといっても別物ですね。糸も強度が向上したために細くなってます。
501 赤ミミ(RED LINE)
運針数 64
1981年製造の赤ミミです。66モデルとピッチ間隔はほとんど変わりません。
しかしながら運針数は66モデルよりも少ない!実は赤ミミはポケットの幅が66モデルよりも短くなっているのが原因です。赤ミミの方が、ウエスト1インチ大きいにも関わらずポケットが小さいのです。
アーキュエイトステッチのピッチ間隔が大きい順番
53モデル・BIGE初期・47モデル後期・赤ミミ・66モデル前期 の順でしょうか。赤ミミと66モデルは甲乙つけがたいレベルです。
やはり優秀なのは、47モデル後期のステッチです。多分完全な染めが出来なかったから退色したのだと思います。しかし未だにプリプリ感(マルマルしている)を失っていない綿糸は凄いなと感心します!
ファストファッションしか知らない若者に、糸の話をしてもきっと通じないでしょうが、アメカジを愛する若者には、そんな糸一本のヴィンテージの歴史を少しだけでも分かって欲しいなと願う、暇人なオヤジです。
土日はブログお休みです。
土日は、サイン馬券で!未成年は馬券は買えません。
今週は、NHKマイルカップです。
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