今日は良い天気だったので、ジーンズを洗濯しました。折角なんで、ジーンズの洗濯方法と、クッキリしたアタリを出す為の糊付け方法を紹介します!
ジーンズの洗濯ですが、以前はできるだけ洗わないのが良いと言われていました。アタリを出す為です。確かにアタリは綺麗に出るんですが、デニムの繊維に悪影響を与え、擦れる箇所が破れる原因にもなります。なので、定期的に洗濯するべきだと思います。
洗濯と洗濯の間の期間は、ジーンズを穿く頻度にも依ると思います。夏場で頻度が高いなら月1回程度、冬場で2~3か月に1回程度でしょうか。
また、ジーンズをカジュアル穿きで使用しているのか、外的汚れが付く仕事で穿いているのかでも洗濯頻度は異なります。外的汚れなら、天然由来成分の洗剤で洗うべきだと思います。今日は、カジュアル穿きで、汗汚れ程度だと仮定した洗濯方法です。
①風呂の残り湯で手もみ洗い
汗汚れ&小の飛び散り汚れに関しては、ジーンズを裏返して風呂の残り湯で手もみ洗いがベストです。できれば、一緒に風呂に入って洗ってやると愛情がこもります。特に汚れが気になる股部などは意識して洗えるので申し分ありません。
洗剤は必要ありません。がっつり汚れている場合は、天然由来成分の洗剤を使ってください。一緒に入浴はできませんけど… 因みに天然由来成分の石鹸でも代用可です。それなら一緒に入浴して洗うこともできますよね。(しっかり洗い流す事)
手もみ洗いが済んだら、脚で踏んで洗ってみましょう。落ちるべくしてインディゴが落ちます。
注意事項ですが、リーバイスのヴィンテージモノで、紙パッチが付いている場合は、その部分に注意してもみ洗いしてください。逆に云えば、紙パッチ存続の為には、この方法がとても有効だという事です。
②脱水
脱水にかけるわけですが、インディゴがまだ濃いジーンズはここでも白い衣類とは別で脱水した方が良いと思います。そうでないジーンズなら一緒に脱水してください。
ここでまた注意事項ですが、紙パッチ破損を避けたい場合は脱水機を使うのを止めましょう。脱水機で回したら、かなりの確率で破損します。手で水を搾れるだけ搾るに止めましょう。
③干す
裏返したまんまで干します。陰干しが良いとされますが、日光バリバリでも個人的にはいいと思います。日光消毒になりますから。
ただし、ジーンズを裏返さず表のまんま干すのは禁物です。デニムは日光で色やけします。裏返して干す事を励行しましょう。
逆さ吊りで干すのもアリです。私は別に気にしてないので逆さにはしていません。
以上が、ジーンズに愛情を注いだ洗濯方法です。参考になりました?
次に、綺麗なアタリを出す為の糊付け方法です。
①ジーンズを脱水する
洗濯方法は上記の通りですが、デッドストックないしマッ紺のジーンズを糊付けするのでしょうから、洗濯の前に、風呂の残り湯に30分間以上は浸けておいてください。デッドストックならデニムを縮ませる必要もありますし、糊付けした場合は洗濯の頻度が少ないのでよく洗っておく必要があります。
②糊付け
市販の洗濯糊を使います。
写真のように脱水後のジーンズを寝かせて(風呂場が良いです)洗濯糊を適量ペタペタ塗ってゆきます。特にアタリが出て欲しい箇所を念入りに。
ここで注意ですが、股部はあまり塗らない方が良いでしょう。股部に糊が濃く付いていると、大事な股間に擦り傷ができる可能性があります。
③ボトムハンガーを2つ使って干す
ジーンズをできるだけ人の下半身が入るような感じで干します。脚が入る感じで干してください。乾いた後の恒例行事をするためにも…
セルビッチは手で開かせてください。デッドストックモノには割と多くセルビッチが閉じたジーンズがあります。セルビッチの閉じたまんまのジーンズは大減点です。
乾いたら、記念写真をどうぞ!
糊付けは、できる事なら秋~冬のあまり汗をかかない時期にすべきです。糊付けされたジーンズは防寒対策にもなりますので。夏場は汗もかくし、暑いしでお奨めできませんね。
秋~冬なら、洗濯期間も3か月は余裕でとれますので効果的だと思います。
今日お話しした洗濯や糊付けによって、ジーンズに愛情を注ぐとはこういう事なんだって、よく理解できると思います。
是非一度お試しあれ~
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