最近ファッション雑誌は読みますけど、立ち読みで済ます事が多いです。アンプラグドは、資料的側面があるので買っちゃいますけどね。
メンズもレディスも、ファッション雑誌が売れなくなってるそうです。昨日の南充浩氏のブログで言及されてます。
南充浩氏のブログは、こちらから
我らのバイブル、ライトニングは5~6年前には12~13万部発行していたようですが、今ではなんと6万4千部と半減だそうです。
メンズファッション雑誌の中で、唯一発行部数が減少せずに踏ん張っているのがサファリで、18万部をキープしメンズファッション誌の中での断トツ発行部数だそうです。
ブログでも取り上げましたが、ライトニングと同じ枻出版社の2ndは、5月号で雑誌としての役割を終え、電子書籍と形を変えてしまいました。
枻出版社に関するブログは、こちらから
サファリは、誰もが無難に着こなせて女性ウケもする、スマートスタイルのルックスを基本テーマとした雑誌です。
最新号をざっと目を通しましたが、ジーンズはスリム系がメインで、501など見かけません。ターゲット年代層も幅広いんじゃないかな。オヤジでも、そこそこ身体を鍛えているなら着こなせるルックです。
ゴリゴリのアメカジ野郎には、別世界って感じの雑誌ではあります。
時代は、スマートスタイルなカジュアルファッションなんだなと… 新宿辺りを歩いていると、確かにスーツ姿のサラリーマンが多いというのはありますが、ゴリゴリのアメカジルックは浮いてる感じしますもんね、正直言って。
日本国民、ファッションにお金をかけなくなってきたんでしょう。ファッション雑誌は、ファッションに興味が無ければ読みませんし、買うなんて行為には至らないはずです。ユニクロやGUなどファストファッションで、体裁は取り繕える時世ですから。
ファッション雑誌を読まなくても、InstagramやWEARなどのSNSで、お金をかけないでも自分の好みのファッションが見つけられる時代です。ファッション系SNSに情報で負けている雑誌は存在価値は無いですね。
メーカーとのタイアップ系の記事が多いファッション誌も淘汰が進むと思います。ライトニングが該当するんだよね…
存続してゆく雑誌も、隔月や季号のように発行回数を削減してゆく傾向になるのではないでしょうか。
日本は四季があるので、年に4回ファッション誌を発行するくらいがリストラ的にはベストなのかもしれません。
アンプラグドのように、作り込みに時間がかかってるなあと思えるファッション誌には是非とも頑張って欲しいです。
今買わなきゃだわ、と思わせてくれるファッション誌はアンプラグドくらいかな。ファッション誌というより、ファッション情報誌のお手本のような充実した内容、実に情報がきめ細かくて読み甲斐がある!最新号の『店へ行こう』本屋で立ち読みだけじゃあ満足できない充実感。
本屋で雑誌や本に囲まれてるとなんだか落ち着く性格なんで、雑誌が無くなってゆくのも寂しいし、本屋が無くなってゆくのは本当に寂しいです。
でも時代の流れには逆らえないんだろうなあ…
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