桜花賞ウイークなんで、桜花賞に因む馬がらみの失敗談です。
1994年4月、桜花賞。婚約発表後の武豊騎乗、オグリローマンが優勝!名馬オグリキャップの妹です。2着に人気薄の馬がきて万馬券となりました。独身貴族の30歳、思いっきり本線で的中!(配当額は察してください)この話は日曜日のサイン馬券ブログで触れます。
まとまった金額の配当になった場合、必ず何か品に換えるのがポリシーで、その際は父の還暦祝いの旅行に半分、あとは貯蓄と自分用に革靴を購入する事にしました。
バーニーズ新宿店で、本格的なフィッティングを初体験。黒人の店員さんでしたが、初めに履かされたエドワードグリーン、めっちゃきっついんです… なのでワンサイズ大きなモノを購入。ずいぶん後で振り返って思うに、初めに履いたサイズが実は適正だったんだと…
エドワードグリーンのドーヴァーというモデルを購入しました。驚いたことに、立派なシューツリーが付属していました。そんな革靴、それまで一度も買った事無かったですから…
革靴マニアには、エドワードグリーンのドーヴァーは名靴として知られてますが、当時の私は、Uチップが欲しかっただけで、エドワードグリーンも知らなければ、ドーヴァーなんて靴の名前すら知りませんでした。まあ、それくらいの時代です。
当時で8万円位だったと記憶しています。ダークグリーンのスコッチグレインレザーという、今現存すれば相当レアなドーヴァーだったと思います、現存すればですけど…
大切に履いていたと思ってましたが、結婚して仕事も忙しくなって、どうしてなのか思い出せないんですがドーヴァーを履かなくなっちゃったんです。レザーの色も関係あるかもしれないです。大阪転勤もあったりして、身辺の整理をする機会が重なったりしました。
ある時、ドーヴァーどうしちゃったっけな?と妻に聞くと(当然ドーヴァーなんて名前妻が知るわけがないですが)、『カビが生えてたから捨てたわよ!』非情な返事が… 大阪転勤が1月だったので、子供の幼稚園の関係で妻と子は大阪行きが後になったのが運の尽き… 『シューツリーは綺麗だったから取っておいたよ』どうもありがとう…
大切な物を粗末に扱うと罰が当たる… 高価な靴、汚けりゃただのゴミ… そんな失敗談でした。
その後は、靴磨きの励行に努めるようになったのは当然の帰結で…
シューツリーは今も現役です。靴はエドワードグリーンではありませんけど…
オグリ『ローマン』だけに、イタリア靴にしておけば良かったかもね…
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