昨日久々に、柏のセカンドストリートを訪れました。原宿のセカストはヴィンテージが多く品揃えされてますが、地方店でも中々に素晴らしいヴィンテージに出逢う事もありまして…
ラングラーの11MWプロトタイプ、コンディションは悪そう?ですが滅多に出逢わないヴィンテージジーンズです。
価格は隣に陳列されてた50年代11MWZと比較しても、セカスト価格ながらこんなに差がつくんだなという印象です。
残念ながらガラスケース越しなので、コンディションの詳細までは分かりません。
ラングラー11MWのプロトタイプは1940年代に生産され、バックポケットがアーキュエイトステッチでした。リーバイストラウス社が商標登録権を習得した事により、変更を余儀なくされます。なので、ラングラーのアーキュエイトステッチはとてもレアなモデルです。
今日は、リーバイス・リー・ラングラー、ジーンズビッグ3のバックポケットにデザインされたステッチの愛称とその由来を紹介しましょう。
リーバイス アーキュエイトステッチ
Arcuate・・・弓状の・アーチ形の という意味
見たまんまの意味ですね。リーバイスに関しては説明するに時間は必要なしですね。ただしWW2以前のアーキュエイトステッチは二本のステッチが真ん中で交差していないので、飛んでるかもめに見えることから『かもめステッチ』という愛称で呼ばれています。
リー レイジーSステッチ
Lazy・・・怠け者・のんびりと・横になって という意味
LazySとは、『S』が横になっている(Sが怠けている)ように見える所から名前がついたようです。ホースマウスステッチとも呼ばれ、馬の口を横から見た形という説が有力です。
ラングラー サイレントWステッチ
『Wrangler』と書いて、『ラングラー』と読みます。『W』は発音されません。
このように単語の中で発音されない文字を、黙字(Silent letter)といいます。ここから『Silent‐W・サイレントダブリュー』と呼ばれるようになりました。
大山(おおやま)W
1950年代のラングラーは、Wの真ん中が高い山になっています。ラングラーマニアは、『おおやまW』と愛称で呼んでます。
小山(こやま)W
1960年代以降のラングラーは、Wの真ん中が低い山になってます。大山Wとの違いを、『こやまW』と呼んで区別しています。
ラングラーもリーも会社としては紆余曲折があって今に至っていますが、伝統ある意匠は未来永劫引き継がれて欲しいものです。
ジーンズのステッチだけで、ワクワクするオヤジの為にもね… 笑
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