案外なおざりにされているベルトについて考えてみました。生活のオンオフで同じベルト使ってませんか?靴と同系色で合わせていますか?
ファッションに興味がない方はベルトに無頓着です。特にオフスタイルでは、シャツをタックアウトする傾向が強いので、ベルトが見えない事もありますし… ジーンズのベルトは40mm幅がベストだと云われます。ベルトループも40mm幅を想定して作られているとかいないとか…
私の所有するジーンズ用ベルトは、ヴィンテージワークスというドメスティックブランドです。私の思いは、ジーンズとチノパンに共用できるベルトが理想だったので、幅を35mmくらいを想定してました。チノパンには40mmは幅広だと思ったからです。
ブラウンのベルトが34mm幅、ブラックのベルトが36mm幅です。やや幅が狭いベルトをチョイスしました。
リーバイス501に装着させた写真を見ていただければ、なんとなく理解できるかもしれません。前面はバックルで誤魔化しが利きますが、バックスタイルはもう少し幅広ベルト(40mm)の方がマッチするように感じます。
なので、ジーンズ専用なら40mm幅、他カジュアルパンツ共用なら35mm幅ベルトが最適だと判断いたします。
因みにヴィンテージワークスをセレクトした理由は、
①レザーを切断後染色(カッティングダイ)している⇒個体別に表情が異なる
②バックル部分は真鍮製で銀メッキ仕上げを施している⇒見た目はシルバーそのもの
③5mm厚のベンズレザー仕様⇒重厚感が伴っている
④バックル部分のデザインが秀逸
⑤コストパフォーマンスが抜群⇒これだけ拘ったハンドメイドのベルトで14,000円~15,000円は安い
バックル部分がシルバー製のベルトも世の中には存在します。ただコストがかかるので(お値段倍額は間違いない)よほど拘りがある人にしかお奨めできません。ヴィンテージワークスのベルトの真鍮製バックルには、通常の10倍の量とも云われる銀メッキで仕上げてありますので、リアルシルバーと間違えるくらいの出来映えです。
ベンズレザーとは、牛の腰からお尻の部位にかけての部分です。馬で云えばコードバンと云われる部分と同じで、頑丈な革製品には最適なレザーです。5mm厚なので、ベルトに風格も感じられます。使い込むごとに革が柔らかくなっていい味が出てきます。
シューズの色に合わせる為、ブラックとブラウンのベルトを揃えました。スーツ用ベルトも同様ですが、2色揃えておけばそれ以上は必要無いでしょう。バックルフェチな方は除きます…
ベルトは人間の真ん中に位置するモノなので、案外他人から見られていますし本来は重視しないとダメなところなんです。現代の着こなしでは、どうしても拘る順位が低くなるアイテムだとは思います。カジュアルスタイルでタックアウトすると見えない部分ではありますが、見えない部分だからこそ拘りを魅せるのが、お洒落の達人だとは思いませんか?
40mmと35mmベルトの法則覚えておいて下さいね!因みにスーツ用は30mmで!
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