オールデンとニューバランスに共通する事
アメリカのシューメーカーだというのはアメカジ好きならだれでも知っている事だと思います。重要なのはこの2つのメーカーの出自が『矯正靴』だったという事です。ドイツのビリケンシュトックも有名です。靴が矯正機能を備え、治療、骨格改善等、医学的なコンセプトが強いシューメーカーなのです。シューズの構造までは詳しくありませんが、アーチサポートの設計思想が活かされたシューズなのです。ニューバランスという社名も、企業理念を表現してます。
ニューバランスとの出逢いは、20年以上前に遡ります。996でしたが、履いた時『な、なんじゃこりゃあ!』ジーパン刑事でした。1300を履いて、ラルフローレンが『雲の上を歩いているような…』と言ったのが理解できる履き心地、今の若い方にはちょっと理解できないかもですが、それまでadidasのローマ、スーパースター、スタンスミス、コンバースのオールスターなど履いてきた私にとっては衝撃の出逢いでした。ニューバランスがどれだけ優秀なのか、足元から大脳に速攻で伝達された瞬間でした。
私はこれまで6足のニューバランスを履き続けてきました。直近の3足が写真の通りです。1300→1700→990V3の順ですが、直近6年くらいは休日のウオーキングとスロージョギングで使用するのみです。
1700は、ブリーフィングの素材を使用したビューティー&ユース別注です。このシューズは特に気に入ってましたので、ガシガシ履いてました。挙句、ソールが鋭角に減ってしまい…ブリーフィングの素材は拳銃の玉も通さないなんて云われるくらい丈夫ですから、ソール交換すれば復活しますが、これだけソールを減らすくらい走った記憶を残す為に殿堂入りさせてます。
1300はCLですから、プレミアムが付く復刻ではありません。でも私にとっては憧れの1300でしたね。上野アメ横のスニーカーの名店、ミタスニーカーズで購入ですが、会社の休みのたびに履いてました。履き方が雑だったので状態は良くないですが、捨てる事が出来ないスニーカーです。1300はラストが若干幅広でゆったりしています。
990V3は、フォルムが気に入ってます。新幹線500系を彷彿するなんて独り言呟いてますね。スロージョギングの相棒、現役です。
990V3が現役を退く時、次の候補になるのもきっとニューバランスでしょう。全幅の信頼を置けるシューメーカーです。社名は会社の覚悟の表明といいますが、正にその通り。ニューバランス、競走という分野じゃなくて、サポート、ファッションで考えるなら、まだ履いた事が無い方は一度お試しを!
でもアメカジ好きには、釈迦に説法だなきっと…
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