不要になったヴィンテージウエア、お金に換えたいと思ったらどうしますか?
考えられる手段としては、
- ネットオークションに出品
- ヴィンテージストアへ持ち込み
- フリーマーケットで青空販売
- 仲間内での売買もしくは物々交換
3と4は、ここでは言及しませんが、1と2に関して私なりの意見を述べさせていただきます。
本日は、ネットオークション出品についてです。
ネットオークションに出品
代表的なオークションは、ヤフオクとメルカリでしょう。海外で云えばebay(セカイモン)もありますが、海外とのやり取りはリスクがあるのでお奨めしません。なので、ここではヤフオクとメルカリ限定で解説します。
ヤフーオークション(ヤフオク)
オークション出品とフリマ出品があります。システム利用料(手数料)が8.64%(フリマはプレミアム会員以外は10%)例えば、出品した品が、10,000円で落札されたとすると、システム利用料864円引かれて9,136円が手取りになります。フリマ出品は、メルカリ対抗策ですので即決金額を設定します。ヤフオクでは、私はオークション出品を推奨します。
オークション出品で重要な事は、
- 写真・・・10画像添付可能、できるだけ詳細に
- 説明文・・・他出品者の説明文を参考に作成すればOK
- テーマ文章・・・検索に引っかかるよう単語の羅列でOK
- スタート価格
ここではスタート価格について述べたいと思います。スタート価格の考え方は二つ。①絶対に売るべく100円、1,000円などに設定する方法、②自分の売りたい最低価格に設定する方法です。前者は自分が想定するより安く落札されるリスクがありますが、需要のある品なら確実にお金に換えられる方法です。(最低落札価格あり)という設定もありますが、考え方として入札者自身が参加費用を支払って落札に参加している事と同意義で、設定費用が別途かかりますのでお奨めできません。また自分の売りたい最低価格の設定は、落札相場を正確に把握せずに高額出品になると、ずっと落札者なしの状態が続きます。
需要大の人気商品は、競り合いとなり時価の落札で一件落着ですが、大概の品はそうは簡単に落札されません。
私が推奨する方法は、『オークションで定額設定(即決)+送料出品者負担』で出品する方法です。
スタート価格を希望落札価格よりも高めで定額設定(送料込みで設定する)⇒一定期間落札なければ⇒オークションの取り消しをして⇒価格を低く再設定して⇒再出品 を繰り返してゆく方法です。
値段を下げてゆく結果、落札価格がその品の適正価格だったという解釈です。オークションの取り消しから再出品の流れでは、ウオッチリストはそのまま残ってますので問題ありません。送料出品者負担の効用は、送料を確定して落札者に伝える手間を省く事、売り文句になる事です。とにかく取引の時短になるのはありがたい。
メルカリ
システム利用料(手数料)が10%かかります。送料出品者負担が多いのも特徴ですが、ここはヴィンテージウエアを売ると限定して解説しているので、送料分にも手数料がかかる事に関しては大目にみてください。と云うのも、メルカリは低価格品のやりとりがメインなので、送料の比率が高く、送料に手数料がかかる件でナーバスになる記事が多いので…
メルカリは定額出品です。挨拶がわりの値下げ交渉が基本です。なので、どこまでお値下げ要望に応じられるのかを想定しつつ価格を決定しなければなりません。直近の落札品も、そのまま落札品と表示されたままですので、価格設定の参考にもなり、初心者にはとっつきやすいでしょう。
では、ヴィンテージウエアはどちらに出品した方が良いのか?
結論としては、ヤフオクだと考えます。ことヴィンテージウエアに関しては(高額品も同様ですが)ヤフオクが強いです。メルカリとの比較では、出品をウオッチしている層が高額品寄りです。手数料の件でも有利です。例えば10万円で501XXが落札されたとしたら、
ヤフオク手取り・・・91,360円
メルカリ手取り・・・90,000円
夕飯代一人分くらいの差になります。
出品写真が10画像に増えたのは大きいですね。以前は3画像で非常に不満がありましたが、改善されました。
ヤフオクは海外からの落札も可能なんですが、大体の出品者が海外NGに設定しています。しかし、海外バイヤーもヤフオクの出品には注目しており、バイイー(Buyee)が代理入札代理購入をしています。ヤフオクではバイイーが落札する機会が増えてますので、特に高額になるヴィンテージな逸品は落札される可能性が高くなります。
ナイジェリア詐欺に注意
なんだか英文で高額で買うなんて文章が送られてくる事があります。ナイジェリアの住所に送って欲しいと書かれている事から、ナイジェリア詐欺と云われます。質問欄に英文が送られてきたら、完全スルーでOKです。答える必要はありません。海外の本気のバイヤーは、バイイーのような正規の入札代理会社に委託してますから。

ナイジェリアではなくて、ウエストアフリカに代えている詐欺メール
オークション出品の説明文に、頼まれて出品しただとか記述があるものは代理出品の罠を疑うべきです。
明日は、ヴィンテージストアに持ち込む編です。
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