ヤフーオークションに、ナイキ浮世絵Tシャツが出品されていました。まさに幽霊の如く突如として…
出た~!って感じです。それくらい出品されるのが珍しいTシャツです。今回出品された浮世絵Tシャツはコンディションも良く、スタート価格が80,000円と適正なので、これは間違いなく競り上がってゆくと思いました。
今晩(17日)、22時以降のラスト10分での緊迫した攻防戦は凄かった!落札価格は131,000円です。浮世絵Tシャツの取引価格が上昇しているなと実感できるオークションでした。
ヤフオクに、同レベルのコンディションの浮世絵Tシャツが即決価格198,000円で出品されているのですが、さすがにその価格は適正価格とは言えず落札されません。今晩の結果から130,000円に値下げすれば落札されるとは思いますが…
なぜこの浮世絵Tシャツが人気なのか、ブログで紹介してますのでこちらをクリック
浮世絵Tシャツは、1980年に開催された『カスケード・ラン・オフ』という、オレゴン州ポートランドで開催されたマラソン大会の記念Tシャツです。カスケード山脈を絡めたコース設計で、ナイキ社がスポンサーとなっている大会です。
このTシャツのデザインは、大会全体のプロモーションに携わったアーティストの作品です。浮世絵図柄の右下に『McINTIRE』と描かれていますが、これがアーティストの名前かな?
Tシャツのボディは、ナイキのサンバーストタグが付いたものと、ヘインズのFIFTY FIFTYタグが付いたものの2種類存在しており、今回出品されたTシャツはヘインズでした。
人気があるので当然にフェイクが存在します。フェイクの図柄を見ていただけたらハッキリ分かると思いますが、右上の山がフェイクは黒く(青かも)描かれています。
今回のようにオークションで幽霊の如く現れて、またいつ出てくるか分からない… ヴィンテージストアではまずお目にかかれない(ストアに出てきたら瞬時に売れてしまいます)ので、ナイキフリークやヴィンテージTシャツコレクターは、この幽霊が出てきたら確実に目をつけて落札します。
きっと近い将来に、198,000円でも落札される時が来るでしょう。(今はまだそこまでは…)
ナイキモノは、服もシューズもコレクターアイテムです。全世界にコレクターが存在し、コレクター同志の交流も盛んです。ヴィンテージモノで何か投機対象として購入したいとお考えの方、ナイキモノは候補の一つとして面白い思います。
因みにナイキ社は、オレゴン州を拠点に長距離選手の育成をしているので、ナイキと云えば『オレゴン』は頻出ですので覚えておきましょう。Nike Oregon Project アジア人初の所属選手、大迫 傑君、マラソンでの今後の活躍、おおいに期待です!
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