Levi’s501派と、Lee101派と分けた事はありませんが、きっとジーンズ愛好家なら何かしらの意見はあると思います。
私の極論ですが、前者は一般的なアメカジファンに愛されている、後者は硬派な漢に愛される感じ… Lee101は革ジャンにエンジニアブーツが一番マッチングするような…
ジェームズ・ディーンに愛されたジーンズのイメージが強いですね。写真のレングスの長さとストレートシルエットがなんとも趣があるんです。501には出せない雰囲気…
501はジャストレングスが良いですが、101は若干長めのレングスが良いかと思います。
Leeは左綾織のデニムなので、独特な色落ち感がある。縦落ちも綺麗に落ちる… 言葉では表現するのが難しいです。当然捻じれも右綾織のLevi’s501とは逆になります。生地は艶っぽくしなやかで、これは復刻品には出せないな。
101のバックスタイルは男らしさを演出します。左右ポケットの離れ加減が、漢の尻をカッコよく魅せます。501と比較しても、臀部にゆとりをとってないので尻に自信のある方は穿くべきジーンズです。尻フェチの女性にはアピール度は間違いなく高いです。
革パッチの表情が均一ではないのも101の魅力です。501の場合、パッチは欠損したものが大半で、そもそも紙パッチに表情を期待するのが酷ですが… 写真の101は、1940~50年代のヴィンテージです。革パッチの表情も全く違いますね。パッチも何か引っ掛けたりしなければ残存しているものは多いです。
Lee101は、精巧な復刻品が出ています。ウエアハウスやリアルマッコイズなど、メーカーのエドウイン社とコラボレーションした101もあります。こんな事言うと敗北感アリアリなんですが、あまりにも精巧に復刻してるので、写真だけではヴィンテージか復刻かは見分けが付きません。実物を見て裏返して漸く判別できるくらいなので、ヤフオクなどで手を出すのは危険なジーンズです。
ヴィンテージにこだわらなければ、Lee101の復刻現行品は推薦できますね。ジーンズ何買おうかなと悩んでいる方には、正統派ストレートジーンズ101も選択肢に入れてみるのはいががですか。ジェームズ・ディーンの逸話など突っ込み処は満載の定番ジーンズですから。
私のようにヴィンテージの変態にとって、エドウインさんが精巧に復刻されるのは、ちょっと迷惑なんですけどね。
結局、それが言いたかったのかい…
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