1983年4月、大学進学の為、山口県から上京してきました。
高校時代、博多での予備校生活、ファッションに関しては全くの無頓着、Leeのジーンズを穿いてた記憶はありますが、101だったのかどうかまでは定かではありません。
東京で一人暮らしを始めると、さすがに普段着る服にも興味が出てきて、ポパイ、ホットドック、チェックメイトのファッション誌を読むようになるわけです。おそらくこの雑誌の中で見たのでしょう、ブルース・スプリングスティーンの、BORN IN THE U.S.A. のカバージャケットとの運命の出会いを果たします。政治色あふれる歌詞の内容などには興味も示さず、ただただお尻の写真に憧れて…(決してあっちの趣味がある訳ではありません)

ポケット外観から501だと推定。505だという説も。
これがLEVI’S501だと!運命の出会いでした。当時ちょっとした事件もありました。具体的な事は忘れましたが、LEVI’S502不正輸入の事件で、ヴィンテージジーンズという概念が存在する事も私にとっては新鮮でした。
当時は、LEVI’S502がとても珍しく、ジッパーフライのヴィンテージジーンズが日本では需要が高かったのです。LEVI’S501に関しては、バクっと501XX、501ZXX、その他501くらいに分かれてました。当時は雑誌による情報だけで、503BXX、504ZXX、505、551ZXXの情報は収集できましたが、年代などは分かりませんでした。基本Z品番のヴィンテージがレアモデルでした。ちなみに66モデルなんていう概念はなく、ヴィンテージの範囲はビッグEまででした。
大学前から原宿にバスが運行していた事もあり、午後授業が無い日は原宿通いが始まりました。当時の原宿で、ヴィンテージジーンズと云えば、バナナボートでした!
次回は、原宿バナナボートの巻です。
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