アメカジにもトレンドは多少あります。
しかし定番で組み合わせると、永久に不滅なルックスです。コストパフォーマンスは非常に優れていますので、イニシャルコストに資金を費やすのもアリです。
まあ、知らない人から見ると、いつも変わらない格好してるなと思われるでしょうが、逆に個性となる可能性はありますね。
スティーブ・ジョブズ氏は典型的な方でした。

グランドキャニオン
大学卒業旅行で、アメリカを友人と二人で一か月バックパッカーしました。
サンフランシスコ→サンディエゴ→ロサンゼルス→ニューヨーク→ワシントン→マイアミ→ヒューストン→ニューオーリンズ→ラスベガス→ロサンゼルス→ハワイ
楽しかったですね~ 銀行でローンを組んでお金を調達しました。本当に良い経験、一生に一度の経験でした。

ホワイトハウス
その時の写真が実家から出てきたので懐かしく見ていると、オジサンになってもファッションたいして変わってないじゃん…率直な感想です。アメカジ好きはファッションに変化が乏しい、良く言えば『アメカジは永久に不滅です』なんですね。個々のアイテムが定番化していて現在でも生き続けているわけです。

NYで髪をカットする
アメリカ旅行でのファッションを解説しますと、
トップス MA-1(ヴィンテージ)
ボトムス Leeウエスターナー(ヴィンテージ)リベルト(フランスのジーンズ)
スニーカー adidas スーパースター(80年代の現行品)
インナー スエットやラルフローレンポロシャツ

マルディグラの期間中だったニューオーリンズ
MA-1は、最近トレンド化して女性にも人気がありますが、それに便乗してファッションに取り入れようと企みましたが、試着してみた感想としては、オジサンにはアンマッチだという結論です。似合うのは唐沢寿明レベルかと…トップスは襟付きで、横に膨れない服がオジサンにはベストマッチだと思います、例えばカバーオールだとか…
若者がトレンドでMA-1をファッションで取り入れるのでも、やっぱりヴィンテージ物なのかリアルマッコイズなどのこだわりが強い物をセレクトして欲しいですね、親父の本音で言えば。お値段は張りますが確実に愛着が湧くはずです。
トレンドに左右されず愛玩でき、飽きのこない服であるヴィンテージは、ファストファッションとは対極にある個性を育むファッションアイテムです。特にヴィンテージでマイサイズとなると一期一会です。深堀すればするほどその魅力にはまってゆくので注意が必要ですが、アメカジ一辺倒ヴィンテージ一辺倒のベタなファッションじゃなく、ワンアイテムだけでも一期一会なヴィンテージ品を身に着ける、そんな個性も大いにアリだと思います。例えばヴィンテージジーンズですが、知らない人から見れば、ジーンズに大金をはたくなんて有り得ないと思われるでしょうが、100人に1人でも『おっ、スゲー』と見てくれればOKですよ!ファッションは自己満足で成立するものなんだから。
卒業旅行にLEVI’S501を穿かず、当時トレンドでもあったジーンズをチョイスしたあたり、わたしのヴィンテージ熱は冷めてきていたようです。社会人になるとスーツ姿で過ごす時間が大半になり、すっかりヴィンテージなアメカジワールドから離れてゆきました。90年代の熱狂的なヴィンテージブームも、唐沢寿明のラストコップみたく冬眠中の出来事でした。
この記事へのコメントはありません。